電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-5-3
ICレコーダのための話者推定法に関する検討
○佐藤加奈子・小沢絵里子・浅野 太(工学院大)
本報告では,会議録自動作成の一環として,ICレコーダのステレオマイクロホンで収録された音声から,発話者を自動で同定する手法について検討する.話者の方向推定には,ICレコーダのシングルポイントステレオマイクロホンのチャネル間レベル差を用いる.続いて、レベル差のヒストグラムを混合ガウス分布モデルを用いて近似する.話者の推定過程では,データがどの分布に属するかを,負担率により推定する.録音した音声データをそれぞれのクラスに分類し,各フレームに対する正解ラベルと推定したクラスタリング結果を照合することにより求めた正解率は81.3%であった.この結果から提案法により良好な話者同定が行われたことがわかる.