電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-4-8
超音波後方散乱信号を用いた魚肉の非破壊脂肪含有量測定
◎佐伯千尋・徳永憲洋(水産大)・谷口真市・中野新太(日本海事検定協会)・太田博光・中村 誠(水産大)
本研究において我々は,魚肉の価値を非破壊的に評価するシステムの開発を目標としている.その取り組みの一つとして我々は,魚肉に含まれる脂質量や歯ごたえを超音波を用いて非破壊的に評価する方法を提案する.提案手法は血管内超音波法で用いられている超音波後方散乱信号(Integrated backscatter ultrasound: IBU)を採用した測定方法である.血管内超音波法ではIBU を用いることで,脂肪プラークの場所などを特定できることが報告されている.本研究では提案手法による脂肪含有量と歯ごたえの測定が可能かを実験によって検証した.その結果,IBU の利用で脂肪量の測定が可能であること
が示唆できた.