電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-4-3
音響導波路を用いた高強度超音波音源の音場評価
○五十嵐 茂(職業開発大)・森下武志(桐蔭横浜大)・内田武吉(産総研)・竹内真一(桐蔭横浜大)
近年,医療分野や産業分野において高音響強度の超音波機器が増えている.そのため,高強度の音場を測定できるハイドロホンの開発と共に,そのハイドロホンを校正するための高強度な音源が必要となる.そこで,ハイドロホンの受波感度校正を行うために,音響導波路を用いた高強度超音波音源を提案し,これまで有限要素法による3次元音場解析により,同径の平板型振動子とほぼ同じビーム幅で,約4.9倍の音圧になることが示されている.そこで,この超音波音源の実験システムを構築し,その音場を評価した.その結果,送波開口面から距離10 ,20 ,30 mmにおける水平方向と垂直方向の音圧分布の-6 dBビーム幅は,3次元音場解析の結果と15%以内で一致し,距離10 mmにおける最大出力音圧は670 kPaであることを確認した.