電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-2-9
IoTシステムに向けたブラインド系列推定法
◎佐藤拓也・鈴木利則(東北学院大)
今後広く普及することが期待されるIoT端末は静的もしくは準静的な環境での使用が想定され、変調方式は低速で良いものの超低消費電力が求められる。一般に無線通信では送信信号が伝送路で変動を受けるため受信側でその変動を取り除く。パイロット信号を用いてチャネル推定する同期検波(PACD:Pilot-Assisted Coherent Detection)がよく用いられるが、送信データ量あたりの電力効率や周波数利用効率の低下を招く。これを回避するためパイロット信号を用いずチャネル推定も行わないブラインド系列推定法が検討されている。本稿ではIoT端末に向けたブラインド系列推定法を提案し、PACDや遅延検波(DD:Delay Detection)と比べて同等以上のFER特性となることを明らかにする。なお、最初の検討として変調方式をBPSKとしたOFDMを検討した。