電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-1-16
フィードバック経路に2種類のFIRフィルタを用いたCTDSMにおける多ビット化によるジッタの影響低減の検討
◎鏑木彩加・吉田知朗・西勝 聡・安田 彰(法政大)
近年,RC型積分器を用いた連続時間型ΔΣ変調器(CTDSM)は,離散時間型ΔΣ変調器に比べ,高速化が容易であることから注目されている.しかし,CTDSMはクロックジッタ,過剰ループ遅延の影響により高精度変換特性が劣化しやすいという欠点がある.我々は,これらの影響を低減する手法として,フィードバック経路にローパス,ハイパスの特性を持つ2種類のFIRフィルタを用いた1bit CTDSMを提案している .本論文では,提案手法の内部量子化器のビット数を推移させたときのクロックジッタによるSNRへの影響を,シミュレーションにより検討し,多ビット化による提案手法の有用性を確認した.