電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-1-14
遺伝的アルゴリズムによるΔΣ変調器の最適設計手法―実装を考慮した有効性の検討―
◎世古潤平・平野 智・後藤富朗(名工大)
3次以上の$\Delta\Sigma$変調器は動作が不安定になるが,内部積分器のフィードバックに重み係数を付加することで安定に動作をさせることができる.しかし,重み係数の値によって変調器の性能が大きく変化するため,最適な係数を設計する必要がある.そのため,この重み係数を求めるために遺伝的アルゴリズム(GA)を用いた変調器の設計アルゴリズムが提案されている.本研究では,提案アルゴリズムの有効性を検討するため実装時の条件を考慮した設計および評価を行った.比較として総当りで求めた同じ条件化における最適な解を用いた.その結果,提案アルゴリズムでは十分な確率で最適な解を見つけられることが分かった.