電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-1-8
二重冗長化処理におけるレジスタ面積コスト最小化
○伊藤和人(埼玉大)
大規模集積回路(LSI)の高集積化と低電圧化により,宇宙線由来の中
性子がLSIに入射して回路中の信号値が誤るソフトエラーの発生確率
が高まっている.処理の冗長化によりソフトエラーの検出と訂正を
行う手法が検討されているが,誤り耐性レジスタ(HR)の利用を前提
とし,そのコストは考慮されていない.HRは自己誤り訂正機能を持
ち,ソフトエラーが生じても十分な時間が経過すると誤りを訂正す
るが,通常レジスタ(RR)と比べて面積が大きい.本研究では誤り検
出時に演算を再実行して誤りを訂正する二重冗長化処理において,
HRとRRの割り当ての工夫によりレジスタの総面積を最小化する手法
を提案する.