電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-1-7
二重冗長化処理の誤り検出最少化スケジューリング手法
◎石原裕人・西澤真一・伊藤和人(埼玉大)
宇宙線に由来する中性子が半導体中に入射すると信号値の一時的な
誤りであるソフトエラーが起こる.集積回路の大規模化,低電圧化
によりソフトエラーの発生確率が増加し,誤り検出と訂正がより重
要になってきている.ソフトエラーへの対策として二重冗長化処理
では処理中の各演算を二回実行した結果の比較によりエラーの検出
と訂正を行うが,正しい結果を得るのに必要な演算のみを再実行す
るためには誤り検出箇所ごとに演算再実行用部分スケジュールを必
要とする.本研究では,再実行用演算実行制御部の最少化のため,
与えられた処理の二重冗長化についてもれなくエラーを検出しかつ
誤り検出箇所を最少化するスケジューリング手法を提案する.