電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-1-6
対称型非接地インピーダンススケーリング回路の一構成法
○松元藤彦・高添勇樹・大淵武史(防衛大)
生体医療用アナログ信号処理用低周波回路には、大きな値の抵抗と容量が必要である。インピーダンススケーリング回路を用いることで、小さなコンデンサの容量を大きな容量に増大させることができることが知られている。著者らはこれまでに、非接地の大容量コンデンサとして機能する回路を提案してきた。本稿では、内部帰還回路にpMOSを導入した新しい対称型非接地インピーダンススケーリング回路を提案する。この回路を全差動一次ローパスフィルタに応用してシミュレーションを行った結果から、提案回路を用いることにより、フィルタの線形入力電圧範囲が改善されたことを確認している。