電子情報通信学会総合大会講演要旨
AI-3-5
スパースモデリングを用いたライブイメージング技術の改善
○曽我部舞奈・瀬原淳子(京大)・大関真之(東北大)
二光子励起顕微鏡などの次世代顕微鏡の登場により、生きた状態の動物体内の現象を直接観察できるようになった。しかし、生命現象の大局を観察するためには、長時間のイメージングが必要になる。そこで問題となったのが、レーザー照射による光毒性や光退色の問題である。さらに、超解像生物画像取得が求められる中、詳細画像取得のための撮像時間の長期化により時間分解能の低下などが問題となりつつある。本研究では撮像時間の短縮を実現し、レーザーによるダメージを抑えるため、顕微鏡側の情報取得を疎にし、その部分を顕微鏡画像が背景にもつスパース性を用いて補間することで、高解像度の生命現象情報の取得を可能にした。