電子情報通信学会総合大会講演要旨
NBS-1-8
ソーシャルアドホックネットワークの異なる親密度計算方法による特性評価
○羅 天然・村瀬 勉(名大)
本研究では、アドホックネットワークのインセンティブ問題を解決するために、ソーシャルネットワークの関係性(親密度)に応じて中継を行う方法について検討を行う。直接の親密度とそこから計算される間接の親密度に関して、より現実に近いと思われる概念から間接親密度の計算式を提案する。様々に条件を変えて、あるノードがルートノードまで接続できるかを調べている。全体的に親密度が高い分布場合には従来手法として提案されている簡易な計算方法と提案方法による接続率の特性が大きく違い、平均46%も異なる。一方、親密度が低い場合、その差はわずか6%以下である。このことから、親密度計算方法は、直接親密度分布の高低などソーシャルネットワークの特性を考慮して、選択すべきである。