電子情報通信学会総合大会講演要旨
NBS-1-3
コグニティブサイクルに基づく無線LANネットワーク最適化手法の設計と実装
◎小林拓夢・佐藤雅季・黒田佳織・長谷川幹雄(東京理科大)
近年無線LANの普及が急速に進み,それに伴う通信トラヒックの混雑や電波干渉の発生といった通信品質の低下が問題となっている.しかし,従来の可変な無線LANネットワークの設定は多くが固定され,変化する無線環境に十分に対応していない.本研究では,コグニティブ無線を実現する制御ループモデルであるコグニティブサイクルに基づき,無線環境を観測し,その情報に基づきネットワーク設定を適宜適切に変更し,ネットワークを最適化する手法を設計した.また,設計した手法をノートPCを用いて無線LANネットワークに実装した.その結果,実装したシステムによりネットワーク性能が向上し,実環境において設計手法の有効性を示した.