電子情報通信学会総合大会講演要旨
N-2-7
電力潮流状況可視化ソフトウェアの開発
岡部和弘・○杉野晶平・小室信喜・関屋大雄(千葉大)
 電力潮流の様子を可視化し表示するソフトウェアを実装することで,直感的に電力状況を掴め,より有効的な電力の制御につながると考えられる.しかし,従来までの潮流計算を行うソフトウェアにおいて,電力潮流状況の可視化に注力したものは存在しない.また,時々刻々と発電量が変化する自然エネルギー発電源を組み込んだシステムに対し,時間変化する電力潮流状況を直感的に把握できるソフトウェアの開発は行われていない.時間変化する潮流の様子を把握することは,増加する自然エネルギー発電源を含めた電力システム全体の制御に必要不可欠であるといえる.また,従来ではIEEE バスシステム形式のみ潮流計算に対応しており,独自にシステムモデルの潮流計算には対応していない.独自のシステムモデルを用いることが出来れば,様々な環境での
シミュレーションが可能となり,汎用性が高いといえる.
 本論文では,電力潮流状況を可視化し,直感的な電力潮流状況の理解を助けるソフトウェアの開発を行う.潮流計算シミュレーションを行い,電力潮流状況の可視化を行った結果を考察することで,提案ソフトウェアの有用性を確認した.