電子情報通信学会総合大会講演要旨
N-1-28
心臓細胞モデルの結合系における同期
○津山裕亮・北島博之(香川大)
交互脈(alternans)は脈派の振幅が大小を繰り返したり,脈派の間隔が長短を繰り返す現象である.人をはじめとして様々な生物において死の予兆として交互脈が現れていることが示されている.本研究では交互脈の中でも,不一致性交互脈の発生するメカニズムを解明する.その最初のステップとして,2つの細胞を結合し,細胞外カリウム濃度と結合コンダクタンス値のパラメータを変化させた.結果として,パラメータ値の変化によって一致性交互脈と不一致性交互脈がそれぞれ対称性保存と対称性破壊の周期倍分岐によって発生する事が分かった.