電子情報通信学会総合大会講演要旨
N-1-19
間歇結合型拡張Lorenz振動子系におけるカオス同期
◎前田龍之介・中川貴文・長 憲一郎・宮野尚哉(立命館大)
拡張Lorenz方程式は,カオスガスタービンの運動方程式を無次元化して導出される無次元動力学モデルであり,多数のLorenzモデルが変数Xを共有する星型ネットワーク構造を持つ.
Lorenz方程式に従う振動子系は変数XまたはYを直接結合するとカオス同期を起こすことが知られている.拡張Lorenz方程式でも同様な同期現象が生じるが,本報告では,特に,カオス通信への応用を想定し,2つの拡張Lorenz振動子を一定時間間隔で間歇的に相互拡散結合した場合に、カオス同期が実現されるかどうか調べた.