電子情報通信学会総合大会講演要旨
N-1-14
周期外力による複数のスターリングエンジンの同期現象と出力増加
◎右松希心・嘉田久嗣・徳田 功(立命館大)
環境に優しい新たな発電方法として、発電に温度差を利用するスターリングエンジンに注目する。この特徴として出力の小さい欠点があり、複数の運用で低出力を補う方法を考える。その場合、効率良く発電するためには位相を一致させ同期をとる必要がある。従来研究では、2つのスターリングエンジンを直接相互結合することで同期可能であることが示された。しかし、振動周波数が下がり、出力が下がる問題があった。その問題に対して、本研究では周期外力を用いてスターリングエンジンの同期と出力の増加を同時に達成することについて検証する。今回は周期外力としてメトロノームを用い、2:1の同期となるような実験を行った。その結果、外力周期がない場合に比べ、外力周期がある場合の出力が大きくなった。これにより、出力の減少を抑えて同期が可能であることが示された。