電子情報通信学会総合大会講演要旨
N-1-7
言語ネットワーク構造から見た日本語と英語の差異
◎多々良真弓美・島田 裕・藤原寛太郎・池口 徹(東京理科大)
WWWの発達やソーシャルメディアの普及に伴い,大量のテキストデータが蓄積されている.これらのメディアで用いられている言語の統計的性質を調査するため,文章中の単語の共起関係を表したネットワークの解析,,形容詞と名詞の隣接関係を表したネットワークに対するコミュニティ構造の解析などが報告されている.しかし,言語をネットワークとして捉え,差異を定量化する試みはほとんど行われていない.そこで本稿では,日本語と英語で書かれた6編の小説からネットワークを作成し,言語間でその構造的性質を比較した.その結果,日本語と英語の間で異なる特徴が存在することが明らかとなったので報告する.