電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-4-22
車いす走行時の勾配変化による座圧分布の影響
○大橋智志・信田 歩・汐後聡人・松尾優子・小野真嗣(苫小牧高専)
日常生活における車いすの利用では,搭乗者の意に反した走行中の転倒等も多数報告されており,車いすによる交通事故も毎年200件以上発生している.このような走行時の危険な状況や事故を回避・抑制するには,車いすの走行状態(速度,傾き,位置など)および路面状態を検出・監視し,危険予測に基づく注意喚起や回避指示等の支援技術が必要となる.本研究の目的は,情報通信技術(ICT)を活用し,車いすによる事故とその被害の拡大を回避・抑制することである.本稿では,車いす搭乗者への影響を調べるため,勾配が変化する下り傾斜路走行時の座圧分布の計測結果から検討をおこなう.