電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-4-20
Kinectデバイスを用いた歩行解析システムの比較検討
○稲垣 潤・春名弘一・昆 恵介・岡崎哲夫・本郷節之(北科大)
脳血管障害等を原因とする中枢神経疾患患者の歩容の特徴として,身体合成重心(COG)の力学的エネルギー変換の不足に伴う歩行速度の低下や安定性の欠如等が挙げられる.従って,リハビリテーションの評価ではエネルギーコストを客観的評価基準とすることが有用であるが,この測定には高価な三次元動作解析装置を用いる他なく,現状は医療経験者の経験といった主観的評価に頼らざるを得ない.我々は安価なKinectを用いたCOGの測定法を提案しているが,本稿では新旧Kinectデバイスおよび三次元動作解析装置を用いた同時計測により,各デバイスから得られたCOGデータの比較検討を行う.