電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-4-17
構造部材の超音波反射係数
◎野郷達也・山本岬平・原囿正博(香川高専)
小翼手類に属するコウモリは,自ら超音波を発し,その反響音から周囲環境を知覚する反響定位機能を有している.人間による反響定位,いわゆるヒューマンエコーロケーションを視覚障害者が訓練により体得出来るならば,行動範囲の拡大と生活環境の改善が期待される.その体得を可能にするには,あらかじめ周囲環境に介在する各種障害物等の反射特性を技術的に明らかにし,聴覚による障害物の同定との相互関係を明確にしておく必要がある.本研究では,実環境における構造部材の超音波反射係数の測定法の提案と実測例について報告する.