電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-4-15
自由記述文を用いた点字学習支援システムの開発と評価
○伊藤和彦・畑中大吾・元木章博(鶴見大)
現在、視覚障がい者の支援者の役割がある図書館司書には、点字の読み書きを行う業務を担っている。元木・柳澤・黒川(2015)において、VRMLの点字3DCGによって一定の学習効果が得られたことがわかった。本論では、点字を学習することができる、自由記述文をVRMLの点字3DCGに変換する点訳システムを開発するとともに、ラベルに点字を書く課題とテストを実施し、その効果測定と比較評価を目的とした。その結果、テストの得点が低い学習者ほど、本システムを利用していることがわかった。点訳システムは知識を補う特性があるため、得点の低い学習者が本システムに依存して課題を解決したと考えられる。今後はシステム面と授業面、両方の改善が求められる。