電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-4-13
形状記憶素子の2点式体表点字の読み取り特性
◎田島彰規(群馬高専)・佐々木信之(筑波技術大)・原川哲美(前橋工科大)・大墳 聡(群馬高専)
我々は,2個の小型振動子を用いて体表上で点字を読む体表点字というシステムの開発を進めている.体表点字とは盲ろう者向けの情報提示システムである.現在,形状記憶素子の1種であるバイオメタルファイバー(以下BMF)を体表点字に用いる研究を進めている.これまで,短いBMFを用いた体表点字の読み取りの正答率を調べる実験は既に行っているが,比較的長いBMFを用いた実験は行っていなかった.本研究では比較的長いBMFを用いて読み取り実験を行い,その結果を従来の短いBMFの結果と比較することで,BMFが体表点字に使用できるか検討した.実験の結果,ある程度の刺激の強さであれば,BMFを体表点字に用いられる可能性があることが分かった.