電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-4-6
音声認識を用いた講義の文字通訳支援システム
○池田直史(名大)・竹内義則(大同大)・松本哲也・工藤博章・大西 昇(名大)
聴覚障害学生に対して行われる情報保障の1つとして,文字通訳がある.文字通訳において,大学などの専門性の高い場面では,専門用語などの普段聞き慣れない言葉を正しく聞き取ることが困難である,という問題がある.この問題を解決するために,音声認識を用いて講義音声から専門用語などを検出し,文字通訳者に提示することで支援を行うシステムを提案する.また,キーワード検出性能の向上のために,Webから講義内容に合致するテキストを収集し,言語モデルを適応させる.名古屋大学における講義を対象としたキーワード検出実験で,適応言語モデルを用いることで性能が向上することが確認できた.