電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-4-5
頭部装着ディスプレイを用いた聴覚障碍者向け情報保障アプリケーションの開発
◎荒木雄登・宮崎 剛(神奈川工科大)
身体的な障碍を持つ人に対し,代わりの手段を用いて,「知る権利」を保障することを情報保障という.聴覚障碍者の代替手段には,手話通訳や要約筆記などがある.要約筆記は人の発言をスクリーンなどに表示することで聴覚障碍者の補助を行う方法であり,手書きによる方法とパソコン(PC)を利用した方法がある.PC要約筆記は,表示量や入力スピードの関係で多く使われているが,講演者がスクリーンを使用して話している場合,聴覚障碍者は要約筆記と講演者の2つのスクリーンを見なければならないため,理解が遅くなってしまう.この欠点を改善するために本研究では,Head Mounted Display(HMD)を用いた情報保障アプリケーションを開発する.