電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-4-2
手話認識のための照明変化にロバストな色検出手法の検討と評価
○工藤明仁・柴田紘俊・吉本怜王・田中 博・西村広光(神奈川工科大)
カラー手袋の色情報を利用した色検出において,照明環境の変化にロバストな色検出手法が必要である.筆者らは,考案した色検出手法を複数の照明環境下で,色検出性能の評価実験を行った.考案した色検出手法では照明環境ごとに,着衣で指定した白衣の画素を除去するための,彩度に着目した閾値処理の閾値を,白衣の画素の最大彩度となるように自動決定することとした.その結果,異なる7つの照明環境下で正しく白衣の除去ができた.また,初期重心を照明環境の変化に対応させるように与えたk-means法でのクラスタリングによるカラー手袋の抽出色の重心位置の算出が異なる7つの照明環境下で成功した.クラスタリングで算出した重心位置と各クラスタの標準偏差を用いて,照明環境ごとに動的に変化する色判定範囲を定めることで,複数の照明環境下で高精度に色検出が可能なことを確認した.