電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-3-14
立体視を用いたHDR画像表示の検討
○山内俊明・地主知史・谷中一寿(神奈川工科大)
現在主流である映像表示デバイスのダイナミックレンジは,RGB各チャネルに対して8ビットである.よりダイナミックレンジの高いHDR画像データの表示方法は次の2種類に大別できる.(1)1チャネル8ビットの従来デバイスで表示できる程度の画像(LDR画像)に変換する.(2)当該HDR画像の階調数に対応可能な表示デバイスを用いる.前者はトーンマッピングと呼ばれる手法であり,原理上,変換されたLDR画像はHDR画像からの劣化を避けることはできない.後者については,高価なデバイスを除けばHDR対応の液晶ディスプレイの試作品を展示会で発表している段階である.そこで本研究では,劣化したLDR画像にHDR画像の階調に対応した奥行きを与えて立体表示する方式を検討した.