電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-2-18
母語と第二言語会話の会話構造の差異における視線動作の相違分析
○堀内保大・伊集院幸輝(同志社大)・馬田一郎(NICT)・加藤恒夫・山本誠一(同志社大)
 会話の成立には,視線や表情などの非言語情報が重要な役割を果たす可能性がある.さらに,第二言語会話成立においても,非言語情報が母語会話とは違った重要な役割を果たす可能性が示唆されている.また,視線情報に関する先行研究において,母語会話と比べて第二言語会話では現発話者が次の発話者をより注視しており,そのことから母語会話と第二言語会話で会話の構造が異なる可能性が示唆されている.そこで,本稿では, 3人会話のマルチモーダルコーパスを用いて,会話構造によって発話を分類し,より詳細な視線動作の分析を行った.
 その結果,英語会話では,2者間での発話が多いことで,現発話者が次発話者をよく注視しやすい環境となっていることがわかった.