電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-2-13
映像視聴時の感情推定における鼻部皮膚温度の有効性の検討
○橋本稜平・亀山 渉・菅沼 睦(早大)・Clippingdale Simon(NHK)・傅 櫻(早大)
映像視聴時の視聴者の感情推定に関して、視聴時の基礎律動と瞳孔径に基づく推定方法が報告されている。また、鼻部の皮膚温度変化はストレス指標であり、快・不快状態により鼻部の皮膚温度が変動することが知られている。本稿では、より詳細な感情推定を目指し、9種類の映像視聴時の被験者の基礎律動、瞳孔径、鼻部皮膚温度を取得し、鼻部皮膚温度変化のデータの有無によるクラスタリング解析を行った結果を比較し、考察した。その上で、感情推定における鼻部皮膚温度変化の有効性を検討した。比較結果から、怖い映像、驚く映像において基礎律動、瞳孔径に対して鼻部温度変化が加わることで映像視聴時の感情推定が向上することが示唆された。