電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-2-11
発話機能に関する母語と第二言語間の視線動作の相違分析
◎竹内 萌・石田 充・伊集院幸輝(同志社大)・馬田一郎(NICT)・加藤恒夫・山本誠一(同志社大)
人の会話の成立には,言語情報だけでなく視線や表情などの非言語情報が重要な役割を果たす可能性が先行研究によって示唆されている.また,第二言語での会話において聞き手は母語と比べてより発話者を注視していることが筆者らのグループの先行研究によって示されており,第二言語会話では非言語情報は母語での会話時とは異なる働きをする可能性も示されている.
本稿では3人会話のマルチモーダルコーパスに対し,会話を発話機能によって分類し,機能ごとに言語間の視線動作について分析を行った結果,第二言語会話では新情報出現時に聞き手をより注視するということが示唆された.