電子情報通信学会総合大会講演要旨
H-2-6
運動対象に対する打動作の視覚運動協応
○鈴木雅洋・海野 浩・ピヤラット シラパスパコォンウォン・上平員丈(神奈川工科大)
運動対象に対する打動作の視覚運動協応を検討した。実験では、正面から接近するボールを、手をまっすぐに動かして打つ動作を測定して、その動作の軌道と速度とを分析した。実験の結果から、打動作は、最高速度時間で対象と衝突するように計画されて、この計画に基づいたフィードフォワード制御で実行され始めるが、その後、視覚フィードバックに基づいた修正運動が起こり、そのために計画よりも長い時間を要して、その結果、衝突前に最高速度に達してしまうことが示唆された。このような示唆からさらに、打動作の中で位置は視覚フィードバックによって修正されるが、時間は修正されないことが示唆された。