電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-22-7
会話中の沈黙時に表出するロボットの振る舞い評価
◎檜谷緑人・武川直樹・大島直樹(東京電機大)
人間との会話を目的としたロボットは相手の言語/非言語情報に基づいて円滑に会話が進むように自らの行動を選択している.しかし,現状のロボットでは能力不足のため気まずい沈黙が生じてしまう.人間であれば,フィラーを表出して会話を修復する.従来研究では,フィラーをロボットに実装し,映像による第三者評価によって,人間のフィラーと同様,気まずさ軽減・誠意の印象伝達に効果があることが示された.ここでは,印象伝達にとどまらず,会話修復ができるかどうかを会話を行った当事者の評価から調査する.その結果,ロボットのフィラーは自らの状態を会話相手に知らせる役割を果たし,気まずさ軽減に寄与したと考えられる.