電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-21-10
逆畳み込みを用いた地紋模様からの情報復号方法
◎富樫健二・山家哲雄・伊藤 浩(日大)
一般に地紋とは、特殊なパターンを用いて情報を埋め込んだ模様であり、文書に重畳して真がん判定などに使われている。ここでは地紋を複数の基本パターンを概周期的に並べてできる幾何学模様と定義し、基本パターンを選択的に用いて情報を埋め込むものとする。この定義によれば地紋模様は基本パターンと、その配置を与える単位インパルス関数との畳み込みの和で表される。本稿では、このように定義された地紋模様から逆畳み込みを用いて情報を復号する方法を提案する。2つの基本パターンを並べた単純な模様からこの方法により情報が復号できることを計算機シミュレーションにより示す。