電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-21-7
圧縮センシングと電子透かし技術を用いた被改ざん文書画像の復元手法
○坂田大樹・黒崎正行・尾知 博(九工大)
近年,紙文書をスキャンして電子化した画像データは,正式な文書として用いられる機会が多くなった.しかし,ディジタル画像データとしての文書は,重要な情報が書き換えられてしまう恐れがあり,このような不正な改ざんを検知する方法の一つとして,電子透かし技術が注目されている.本稿では,元画像を圧縮センシングに基づいて圧縮し,自身に埋め込むという従来手法に二値化の手法を適用することにより,文書画像に適した復元手法を提案する.また,実際に改ざんを行った画像から埋め込んだ元画像自身の情報を抽出することにより,文書画像の復元が可能であることを確認する.