電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-16-15
MRI対応ペースメーカが誘起する静磁場不均一の低減
◎松本隆志・山本悦治(千葉大)
従来、体内にペースメーカが植え込まれた患者のMRIによる診断は禁忌とされていたが、最近はMRI対応のペースメーカが開発され注目を集めている。一般に、静磁場内に置かれた磁性体デバイスは磁場不均一を誘起し、MRI画像を劣化させる.磁化率の小さな合金を使えば磁場不均一を低減できるが、このような合金を作るのは簡単ではない。
本研究では、ペースメーカの表面を本体と逆極性の磁化率を有する材料でコーティングすることにより,ペースメーカから1cm以上離れた点における磁場不均一を,0.1ppm以下にまで低減できることを確認した。