電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-16-14
拡散強調MRIシミュレータを用いた渦電流磁場による拡散係数計測誤差の低減
○深田大輝・山本悦治(千葉大)
Echo Planar Imaging(EPI)を用いたMRI拡散強調画像撮像において,傾斜磁場のスイッチングにより誘起される渦電流磁場は,画像に歪みやアーチファクトをもたらす.これまで,我々の研究室で開発した拡散強調MRIシミュレータに渦電流磁場を導入し,傾斜磁場により誘起される渦電流磁場から生じる画質劣化について検討して来た.本報告では,Motion Probing Gradient(MPG)が拡散係数計測の誤差へ与える影響について検討し,その低減法を提案した.拡散係数を計算する2枚の画像間における渦電流磁場の発生量を近付ける条件を探索し,その結果,b値の組み合わせとMPGの波形を最適化することで,誤差を小さくできる可能性を示した.