電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-16-13
圧縮センシング適用MRIにおける位相エンコード選択法の画像シミュレータによる評価
○園川龍也・山本悦治(千葉大)
圧縮センシングをMRIへ適用する場合,位相エンコードの選択法により再構成画像の画質が大きく変化するが,実機による最適化には膨大な時間と労力を要する.本報告では,当研究室で開発した拡散強調MRIシミュレータを用い,従来よりも階調数の多い数値モデルを対象に,k空間での位相エンコードの低波数域の選択範囲,及び中高波数域の選択に用いる確率密度関数が画質に及ぼす影響について検討した.その結果,低波数域の選択範囲は38エンコードに,半値全幅は100付近に設定した正規分布での選択が最適であると推測された.前記最適化の条件は,従来の階調数の少ないモデルの結果と一致し,モデル依存性は低いことが確認できた.