電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-15-52
相互理解のための感性語辞書作成支援システムの構築
◎若松伶奈・小尻智子(関西大)
自身の知覚情報や経験による感性は共有することが困難である.これは感性が感覚に基づいており表現する機会が少ないだけでなく,暗黙的で正確な言語化ができないためである.また,言語化できたとしても多義性を有するオノマトペ表現が用いられたり,対象に対する着眼点が不明瞭であったりすることが原因で,他者に理解してもらえないことがある.他者と感性を共有するためには,他者が理解可能な感性語を利用して感性を表現する必要がある.本研究では,ユーザのグループを対象とし,グループ内の感性語辞書の作成支援を目的とする.様々なユーザが利用する多様な感性語の意味と関係を辞書として定義することで,グループ内での感性の共有化を図る.