電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-14-16
TLFスピーカ及びハイレゾ音源を用いた音声の多チャンネル化
○須田祥平・山本 強・土橋宜典(北大)
2020 年の東京五輪を見据えた外国人対応の一環として、多言語音声翻訳技術の推進が行われている.現在用いられている多言語翻訳システムは,入力・出力の言語
がともに1 つである事が多く複数の言語に同時に対応することができない.それぞれ言語の異なる音声信号を同時に放射しそれを個別に受信することができれば,複数
の言語に対応かつ柔軟に対応ができる多言語音声翻訳システムが可能になる.
本研究では,ヒトの非可聴領域かつTLF スピーカが再生可能である超音波の周波数で音声信号の変調を行い,任意の異なる音声信号に付加することで,音声信号の多チャンネル化を行う.また,多チャンネル音声信号をTLF スピーカで放射し,広帯域なマイク等で受信することで非可聴領域に存在する任意の音声信号を選択して聴取することができる.