電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-14-7
昆虫音声による種の識別システムの高精度化
◎石黒健太・北川章夫(金沢大)
本研究では昆虫音声による種の識別システムの高精度化を行った。
先行研究(和田智晃, “昆虫音声を用いたスマートフォンで投稿可能な環
境モニタリングシステム ~Chu-lingual~” , 情報処理学会論文誌 Vol.53 No.3 1017-1021.)により開発されたシステムの現在の識別率は6種のセミに対し61.1%となっていた。本研究ではLPCを得るための音声の切り出しに条件を設定し、物音などのノイズを避ける音声切り出しを行った。サンプル時間とSVMのRBFカーネルのパラメータを最適なものに変更し、音声データのサンプリング周波数の統一を行った。これらの改善により6種のセミに対し86.1%の識別率を得ることができた。