電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-12-40
口形順序コードを利用した未知発話語句の読唇
○宮崎 剛(神奈川工科大)
著者はこれまで,機械読唇に関する研究を続けてきた.そのため,様々な発話映像の読唇を依頼されることがある.これらの映像は新しいものから古いものまであるが,何らかの理由により,発話映像に音声が含まれていない.そこで,未知の発話語句に対応するため,口形順序コードを利用する.口形順序コードは,ある語句を発話する際に形成される時系列の母音口形を記号(口形コード)で表しており,日本語語句の仮名表記から生成することが可能である.本論文では,口形順序コードを逆変換することでその元となる仮名表記の候補を生成する方法を提案する.そして,依頼を受けた映像の事例から,提案手法の有効性と今後の課題について述べる.