電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-12-36
動的輪郭モデルによる被写体領域抽出を用いた画像検索
○望月貴裕・河合吉彦・佐野雅規・住吉英樹(NHK)
NHKでは,番組制作者をユーザーとしてアーカイブスの検索を可能とする「アーカイブス情報システム」が運用されており,キーワードでのコンテンツやカットの検索が可能である.しかし,付与されたキーワードは、映像内容の検索に用いるには量と質の両面において十分ではない.
そこで,キーワード検索と異なるアプローチとして,我々が研究を進めてきた画像解析による検索技術を試験導入することとなり,昨年の1月から約3ヶ月間運用を行った.この試験運用の中で,画像全体の類似性だけでなく,被写体の類似性も考慮した類似画像検索技術の精度向上が課題として挙げられた.そこで本稿では,従来の画像全体での類似性に加え,動的輪郭モデルSnakesの適用により抽出された被写体領域の類似性を導入する手法について述べる.