電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-12-32
高階調カメラを用いた極端な照明条件下の特定物体検出に関する検討
◎小松美穂・川西康友・出口大輔・井手一郎・村瀬 洋(名大)
特定物体検出とは,検出したい物体が写った参照画像を手掛かりに,対象シーンを写した画像から,目的の物体を見つけ出す問題である.特定物体検出において,色ヒストグラム特徴は広く一般に用いられる.しかし,色ヒストグラム特徴は明るさの違いによる影響を受けやすく,参照画像と対象シーンを写した画像で明るさが異なる場合,検出が困難になる.また,ディジタル画像は通常8 bit 量子化されるが,明所と暗所の混在する極端な照明条件下では,階調数の不足により情報が欠落する.本発表では,高階調カメラから得られる画像に対し,ノンパラメトリックな明るさ補正を施すことで,極端な照明条件下にも対応可能な特定物体検出手法を提案する.