電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-12-31
概念の抽象度を考慮した時空間及び視覚的特徴量に基づく画像認識
○本庄紘士・福島理天・新田直子・馬場口 登(阪大)
画像認識において,意味内容は一般的な概念より,抽象度の低い概念が認識されるのが望ましい.だがそのような概念は,得られる事例画像が少なく,優れた分類器の生成が困難だ.抽象度の観点から概念間の階層構造を考えると,下位概念は上位概念の視覚特徴を継承し得るため,上位概念への視覚的特徴での分類器が下位概念の認識に利用可能と考える.イベント等を下位概念とすると,特定の時間,場所と結びつきが強く,上位概念を共有する下位概念間は,画像の撮影時間や場所で判別可能と考えられる.本研究は,タグ付画像から各概念の時間,場所,視覚的特徴との関係,抽象度の観点からの概念間の関係を学習し,画像認識に利用する手法を提案する.