電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-12-27
スペクトルエントロピーを用いた衛星観測スペクトログラムからの現象抽出
◎田中裕士・後藤由貴・笠原禎也(金沢大)
宇宙空間で観測される自然電波は,媒質である荷電粒子(プラズマ)の影響を強く受けていることから,地球周辺の電磁気的現象の監視や予測いわゆる「宇宙天気予報」に役立てられている.本研究ではこれまでに蓄積された大量のスペクトログラム画像に対して,スペクトルの特徴に基づいたクラスタリングで現象を帰納的に分類することにより,様々な自然波動の定義づけを行うことを最終目標としている.本発表では,その前段階として,スペクトルエントロピーを応用することで,画像データから自然波動の観測された部分のみを抽出する手法を提案する.