電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-12-10
文字駆動型ロボットの開発―移動補正による射影文字の認識―
◎川口誠一・松尾賢一(奈良高専)
自律ロボットは周囲環境を認識し,環境下に合わせた行動を意思決定する必要がある.周囲環境に存在する情報の一つに文字情報がある.文字情報の多くは意味的情報をもつことから,ロボットの行動判断に有用である.ここで,ロボットがこの文字情報を取得する上で,斜めから撮影された文字(以下,射影文字)の認識が問題となる.本研究は,この射影文字の認識を容易にする移動補正をロボットに実装することを目的とし,移動補正の有効性を評価実験により明らかにする.評価実験の結果,射影文字の認識性能が,移動補正によって回り込み移動で18.4%,前進移動で22.9%向上した.