電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-12-7
光学ズームアップと大分類処理を導入した情景画像中の文字スポッティング
◎向井田一平・松尾賢一(奈良高専)
情景画像中の文字認識では,文字の存在する領域を検出し,カメラを着目させる文字スポッティング(以後CSと表記)が必要となる.
このCS手法として寺脇らは,文字の並びにカメラを着目させたが,文字の形状をCSに利用していなかったため,非文字パターンに誤って着目する問題があった.
また,情景画像中における文字の形状は,文字自身の解像度が不足すると変形する問題もある.
そこで本研究では,光学ズームアップと類似度によるパターンの大分類処理を導入して,文字の解像度不足を回避した上で,従来手法におけるCSの誤りを改善する手法を提案する.
実験の結果,提案手法は従来手法の誤検出を全て除去したため,CSにおける正確性を改善したといえる.