電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-12-1
採点ミス発見支援システムの性能評価
◎西川雅清・松尾賢一(奈良高専)
人手による採点作業での採点ミス防止に向けて,筆者らは採点記号と部分点の認識結果の不一致がある箇所を採点者に提示する「採点ミス発見支援システム」[1] のプロトタイプを開発した.しかし,性能評価の点においては,2 名の実験協力者(採点者)が評価対象であったことから,実用性を明らかにするには至らなかった.本研究では,評価採点者を2 名から10名に増員させることで評価用データを増加させ,システムの実用性を明らかにする.実験の結果,採点者別にみて採点ミス見逃しは2 個以下であり,評価用データの合計でみると採点ミス提示精度である再現率Rが95.7%と高い性能を示したことから,実用性が明らかになった.