電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-11-49
参照画像の色差成分を用いたカラリゼーション画像符号化
◎江間勇哉・京地清介(北九州市大)
画像の色差成分の情報量を削減するために,近年カラリゼーションを利用した画像圧縮の手法が検討されている.従来のカラリゼーション画像符号化は各画素とその近傍画素の色差値の分布が,輝度における分布と類似することを利用して,限定的に選択したいくつかの画素の色差値から全体の色差値を推定する.しかしながら,実際の画像の輝度分布と色差分布の隔たりが大きい場合に,色差成分を高精度に復元できない問題があった.そこで,本研究では他の類似した符号化済画像の色差成分を参照することで,従来法よりも高い精度で復元を行う手法を提案する.