電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-11-21
画像処理による洋ナシの等級判別の基礎検討
○杉山智彦・榎本洸一郎・山崎達也(新潟大)
洋ナシ果実の等級判別は,外観品質の評価基準となる「目合わせ事項」を基に評価者によって目視で行われるが,定性的な表現が含まれているため,評価者によって評価結果が異なる可能性がある.そこで,評価者の負担を減らし,一定の精度で等級判別を行うために画像処理による洋ナシの外観品質の定量的な評価を提案する.「目合わせ事項」では,外観品質劣化要因を衝撃によって発生する傷と細菌や農薬による汚れに区別しており,品質劣化ごとに評価基準がそれぞれ異なる.本研究の目的は「目合わせ事項」で定義されている評価基準に準じて,洋ナシの外観品質劣化の要因を画像特徴量として捉え,等級判別の自動化へ応用するための基礎検討を行うことにある.