電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-11-12
BM3DによるSARスペックル軽減に関する考察
◎鳥屋剛毅・青木啓史・塚田正人(NEC)
合成開口レーダ(SAR)は,地表物のリモートセンシングに用いられるイメージングレーダである.電波の反射強度を画像化したものをSAR画像と呼び,SAR画像中には,スペックルと呼ばれる乗算性のノイズが生じる.高性能の画像デノイズ手法として知られているBM3Dは,本来0を平均とする加算性のガウシアンノイズを対象とした手法であり,SAR画像のスペックルに特化したSAR-BM3Dも提唱されているが,SAR-BM3Dは通常のBM3Dに比べ多くの演算量が必要であるという課題がある.本稿では,SAR画像に対し通常のBM3Dを適用した場合の,スペックル軽減の効果について述べる.